W86F3448D [SANYO]
LC86F3548A;型号: | W86F3448D |
厂家: | SANYO SEMICON DEVICE |
描述: | LC86F3548A |
文件: | 总22页 (文件大小:614K) |
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注文コード No. N※6819
N※6819
N2000
CMOS LSI
フラッシュメモリ64Kバイト(ROM48Kバイト+CGROM16Kバイト),
RAM640バイト,CRT表示用RAM176×9ビット内蔵
LC86F3548A
8ビット1チップマイクロコンピュータ
概要
LC86F3548Aは、CMOS8ビット1チップマイクロコンピュータLC863500シリーズのフ
ラッシュメモリ内蔵型マイクロコンピュータです。最小バスサイクルタイム0.424ms で動作するCPU
部を核に、64Kバイトフラッシュメモリ(48KバイトプログラムROM,16KバイトCGROM),
640バイトRAM,176×9ビットCRT表示用RAM,2チャネル×16ビットタイマ/カウンタ,
3チャネル×7ビットPWM,4チャネル×6ビットADコンバータ,IICバス対応シリアルインタ
フェース,
OSD機能等を1チップに集積したTV制御用8ビットマイクロコンピュータです。
オンボード書き込み機能により、実装状態でのプログラム更新が可能です。
特長
■内蔵するフラッシュメモリ
64Kバイト
・プログラムROM
48Kバイト(オンボード書き込み機能を使用する場合、2Kバイトのローダー
プログラムが常駐)
16Kバイト
・キャラクタROM
・ページ単位の書き換え 128バイト/ページ
・書き換え可能回数
100回(Ta=25℃±2℃)
■内蔵するRAM
・640×8ビット(ROM訂正用128バイト含む)
・176×9ビット(CRT表示用)
48KバイトプログラムROM,640バイトRAMのうち、使用できるプログラムROM容量,RAM容
量は、オプションで選択した適用するマスクROM版のROM容量,RAM容量と同じになります。
LC86F3548Aで使用
LC86F3548Aを
適用するマスクROM版
LC86F3548Aで
できるRAM容量(ROM訂
正用128バイト含む)
使用できるプログラムROM容量
LC863532
LC863528
LC863524
LC863520
LC863516
32768バイト
28672バイト
24576バイト
20480バイト
16384バイト
512バイト
512バイト
512バイト
512バイト
512バイト
・オプションでフラッシュ版を選択した場合には、プログラムROM48Kバイトが使用可能で、RAMは6
40バイトと512バイトが選択可能です。また、オンボード書き込み使用をオプション選択した場合は4
6Kバイト(B800h)以降の2Kバイトにローダープログラムがリンクされます。
Ver.1.00
32700
N2000 HK IM ◎新藤No.6819-1/22
LC86F3548A
■OSD機能
・画面表示
:36文字×16行(ソフトウェアにより対応)
:176ワード(1ワード=9ビット)
・表示用RAM
表示エリア
制御エリア
: 36ワード×4行
: 8ワード×4行
・文字の種類
・表示色
:16×32フォント
252種(このうちテスト用1文字を含む4文字は固定)
:任意の文字数を分割使用可
(例 16×16フォント×2)
:8色(デジタルモード)/16色(アナログモード:1VP-P出力)
文字,文字背景,文字縁取り,全背景それぞれ表示可能
・行単位で表示モード指定可能
キャプション・テキストモード/OSDモード1/OSDモード2(クォーターサイズ)/簡易グラ
フィックモード
・行単位で垂直表示開始ライン,水平表示開始位置指定可能
・行単位でのシャッタ機能(表示開始または表示停止ライン指定)とスクロール機能
・行単位でキャラクタ水平ピッチ(9~16ドット)*1,垂直ピッチ(1~32ドット)指定可能
・行単位で10種類のキャラクタサイズ指定可能*1
(水平方向×垂直方向)= (1×1),(1×2),(2×2),(2×4)
(1.5×1),(1.5×2),(3×2),(3×4)
(0.5×0.5),(0.75×0.5)
・簡易グラフィック機能(1キャラクタ:16×16フォントを4色でペイント可能)
・表示用発振回路内蔵
*1(注)表示モードにより可能範囲が異なります。詳しくはユーザーズ・マニュアルを参照してください。
■バスサイクルタイム/命令サイクルタイム
バスサイクルタイム 命令サイクルタイム
システムクロック発振源
内蔵VCO
発振周波数
14.16MHz
800kHz
電源電圧
0.424ms
7.5ms
0.848ms
15.0ms
4.5~5.5V
4.5~5.5V
4.5~5.5V
内蔵RC発振
183.1ms
366.2ms
水晶(X’tal)発振
32.768kHz
■ポート
・入出力ポート
プログラムでニブル単位の入出力指定可能なポート :1ポート( 8本)
:4ポート(24本)
(オプションでNchオープンドレイン出力を選択したビットは、出力指定されていても、入力ポートとし
て使用することが出来ます)
プログラムでビット単位の入出力指定可能なポート :4ポート(16本)
■ADコンバータ
・ 4チャネル×6ビットADコンバータ
■シリアルインタフェース
・IICバスマルチマスタ対応シリアルインタフェース
内部回路1本,端子2系統
データ端子,クロック端子どうしを短絡可
■PWM出力
・3チャネル×7ビットPWM
No.6819-2/22
LC86F3548A
■タイマ
・タイマ0 :16ビットタイマ/カウンタ
2ビットプリスケーラ+8ビットプログラマブルプリスケーラ内蔵
モード0:プログラマブルプリスケーラ付き8ビットタイマ×2チャネル
モード1:プログラマブルプリスケーラ付き8ビットタイマ+8ビットカウンタ
モード2:プログラマブルプリスケーラ付き16ビットタイマ
モード3:16ビットカウンタ
タイマの分解能は、tCYCです(tCYC:サイクルタイム)。
・タイマ1 :16ビットタイマ/PWM
モード0:8ビットタイマ×2チャネル
モード1:8ビットタイマ+8ビットPWM
モード2:16ビットタイマ
モード3:ビット幅可変PWM(9~16ビット)
モード0,1では、タイマ,PWMの分解能は、tCYCです。
モード2,3では、タイマ,PWMの分解能をプログラムでtCYCと1/2
tCYCに切り換えることができます。
・ベースタイマ : 時計用500msオーバフロー信号発生機能(32.768kHz水晶発振選択時)
クロック選択機能
32.768kHz水晶発振,システムクロック,タイマ0のプログラマブルプリス
ケーラ出力のうちいずれかを選択
■リモコン受信回路(P73/INT3/T0IN端子と共用)
・ノイズ除去機能
・極性切り換え機能
■ウォッチドッグタイマ
・RC外付けによるウォッチドッグタイマ
・割り込み,システムリセットの選択可能
■ROM訂正機能
・最大128byte/2アドレス
■割り込み
・12要因,8ベクタ
①外部割り込みINT0
②外部割り込みINT1
③外部割り込みINT2,タイマ/カウンタT0L(下位8ビット)
④外部割り込みINT3,ベースタイマ
⑤タイマ/カウンタT0H(上位8ビット)
⑥タイマT1H(上位8ビット),タイマT1L(下位8ビット)
⑦垂直同期信号(
⑧IIC
),スキャンライン
VS
・割り込み優先レジスタ内蔵
マイコンの割り込みは低レベル,高レベル,最高レベルの3レベルの多重割り込みが可能です。③から
⑧のベクタの12の割り込み要因は、割り込み優先レジスタにより低レベル,高レベルの割り込み優先
が指定できます。
また、外部割り込みINT0,INT1は、低レベル,最高レベルの割り込み優先が指定できます。
■サブルーチンスタックレベル
・最大128レベル(スタックはRAMの中に設定)
No.6819-3/22
LC86F3548A
■高速乗除算命令内蔵
・16ビット×8ビット(実行時間:7命令サイクルタイム)
・16ビット÷8ビット(実行時間:7命令サイクルタイム)
■3種類の発振回路
・RC発振回路(内蔵) :システムクロック用
・VCO発振回路(内蔵) :システムクロック用,CRT表示用
・水晶発振回路
:ベースタイマ用,システムクロック用,PLLリファレンス用
■スタンバイ機能
・HALTモード
命令の実行を停止するモードであり、リセットまたは割り込みの発生により解除可能です。
・HOLDモード
水晶発振,VCO発振,RC発振を停止するモードです。HOLDモードを解除するには、次の2つの方
法があります。
(1) リセット端子に「L」レベルを入力する。
(2) P70/INT0端子,またはP71/INT1端子に指定されたレベルを入力する。
■適用するマスクROM版
LC863532/LC863528/LC863524/LC863520/LC863516
・
■出荷形態
・MFP36S
・DIP36S
■開発ツール
・エバチップ
・エミュレータ
:LC863096
:EVA86000(本体)+ECB863400(エバチップボード)
+POD36-CABUE(ケーブル)+POD36-DIP(DIP36S用)
or POD36-MFP(MFP36S用)
フラッシュメモリ書き込み
弊社では、フラッシュメモリの書き込みから捺印を有料で行うサービスを実施しています。
詳細は営業担当者にご相談ください。
No.6819-4/22
LC86F3548A
システムブロック図
割込制御
IR
PLA
フラッシュメモリ
(64Kバイト)
スタンバイ制御
A0-A15
D0-D7
CE
X’tal
RC
フラッシュメモリ
制御
OE
WE
VCO
PLL
PC
ROMコレクト
コントロール
IIC
タイマ0
タイマ1
ベースタイマ
ADC
ACC
XRAM
Bレジスタ
Cレジスタ
バスインタフェース
ポート1
ポート3
ポート7
ALU
INT0-3
ノイズ除去フィルタ
PSW
RAR
PWM
RAM
CGROM
制御
スタックポインタ
ポート0
OSD
制御
回路
VRAM
ウォッチドッグタイマ
No.6819-5/22
LC86F3548A
端子配列
P10/SDA0
P11/SCLK0
P12/SDA1
P13/SCLK1
VSS
1
36
35
34
33
32
31
30
29
28
27
26
25
24
23
22
21
20
19
P03
2
P02
3
P01
4
P00
5
P17
XT1
6
P16/PWM3
XT2
7
P15/PWM2
VDD
8
P14/PWM1
P04/AN4
P05/AN5
P06/AN6
P07/AN7
9
P73/INT3/T0IN
10
11
12
13
14
15
16
17
18
P72/INT2/T0IN
P71/INT1
P70/INT0
P32
P31
BL
B
RES
FILT
P33
P30
G
VS
HS
R
外形図3204(unit : mm)
SANYO : MFP36S(375mil)
外形図3170(unit : mm)
SANYO : DIP36S(400mil)
No.6819-6/22
LC86F3548A
端子機能表
フラッシュメモリモード
(パラレル入出力モード)
端子名
I/O
機能説明
オプション
VSS
XT1
XT2
VDD
-
I
O
-
I
O
I
I
O
O
O
O
電源の-端子
水晶発振子用入力端子
水晶発振子用出力端子
電源の+端子
リセット端子
モード設定入力
モード設定入力
RES
FILT
内蔵PLL用フィルタ端子
垂直同期信号入力端子
水平同期信号入力端子
VS
HS
R
RGB映像出力の赤(R)出力端子
RGB映像出力の緑(G)出力端子
RGB映像出力の青(B)出力端子
ファストブランキング制御信号
TVの映像信号とキャプション
/OSDの映像信号の切り換え
アドレス入力 A8
アドレス入力 A9
アドレス入力 A10
アドレス入力 A11
G
B
BL
ポート0
P00~P07
I/O ・8ビットの入出力ポート
4ビット単位の入出力指定可能
・兼用機能
プルアップ
アドレス入力
抵抗 有/無 A0~A7
出力形式
AD変換入力(P04~P07:4チャネル)
I/O ・8ビットの入出力ポート
1ビット単位の入出力指定可能
(プログラマブルプルアップ抵抗有り)
・端子機能
CMOS/Nch-OD
ポート1
P10~P17
出力形式
データ入出力
CMOS/Nch-OD D0~D7
P10 I2C0データ入出力
P11 I2C0クロック出力
P12 I2C1データ入出力
P13 I2C1クロック出力
P14 PWM1出力
P15 PWM2出力
P16 PWM3出力
P17 タイマ1(PWM)出力
ポート3
P30~P33
I/O ・4ビットの入出力ポート
1ビット単位の入出力指定可能
制御信号WE
制御信号OE
制御信号CE
(CMOS出力/プログラマブルプルアップ付入力)
(次ページへ続く)
No.6819-7/22
LC86F3548A
端子機能表の続き
端子名
I/O
機能説明
オプション
アドレス入力
A12~A15
ポート7
P70
・4ビットの入出力ポート
1ビット単位の入出力指定可能
I/O
P70
: プログラマブルプルアップ付入出力
P71~P73
P71~73 : CMOS出力/プログラマブルプルアップ付入力
・端子機能
P70
INT0入力/HOLD解除入力
/ウォッチドッグタイマ用Nch-Tr出力
INT1入力/HOLD解除入力
P71
P72
P73
INT2入力/タイマ0イベント入力
INT3入力(ノイズフィルタ付入力)
/タイマ0イベント入力
インタラプト受付形式,ベクタアドレス
立ち上が立りち下立がちり上立がちり下HがレりベルLレベルベクタ
&
INT0
INT1
INT2
INT3
○
○
○
○
○
○
○
○
×
×
○
○
○
○
×
×
○
○
×
×
03H
0BH
13H
1BH
◎ポートのオプションは、全てビット単位で指定可能です。
◎ポート1においてオプションで出力形式に「CMOS」,「Nch-OD(Nchオープンドレイン)」の
どちらを選択した場合でも、「プログラマブルプルアップ抵抗有り」となります。
ユーザオプションの種類
ユーザオプションはフラッシュメモリのデータで切り替えることができます。
オプションの種類
適用端子・回路
ポート0
ポート形式の種類
入出力ポートの
入出力仕様
1 入力:プルアップMOSトランジスタ 無し
出力:Nチャネルオープンドレイン
(指定はビット単位)
2 入力:プルアップMOSトランジスタ 有り
出力:CMOS
ポート1
1 入力:プログラマブルプルアップMOSトランジスタ 有り
出力:Nチャネルオープンドレイン
(指定はビット単位)
2 入力:プログラマブルプルアップMOSトランジスタ 有り
出力:CMOS
No.6819-8/22
LC86F3548A
使用上の注意点
LC86F3548Aを使用する際には、次の点に注意して下さい。
(1) 電源投入時のRES端子の入力レベル
RES端子は、電源が投入されてから動作電源電圧の下限を上回った後、200ms を経過するまで
は必ず“L”レベルを印加し続けてください。
電源
RES
動作VDD下限
0V
m
200 s以上
(2) マスク版とLC86F3548Aの相異点
① リセット解除後の動作:マスク版はリセット端子のHレベル検出後すぐに、プログラムカウンタの
0番地からプログラムを実行します。
フラッシュ版はオプション設定を実行後、プログラムカウンタの0番地か
ら、プログラムを実行します。((3)の項参照)
② 消費電流
:動作モードにより異なりますが、マスク版よりもフラッシュ版の消費電流
が大きくなっています。(それぞれの最新の半導体ニューズで値を確認し
て下さい。)
(3) リセット期間中およびリセット解除後のポートの状態
ポートオプションはフラッシュメモリのオプションデータで設定します。
リセット端子に「H」レベルを印加してから3ms程度の期間はLSI内部でポートオプションを設
定します。この期間に徐々にポート出力形式が切り替わります。その後プログラムカウンタの0番地
からプログラムを実行します。
リセット期間中およびリセット解除後の数百ms の期間のポートは、設定したポートオプションの仕様
にならないポートがあります。下表にポートごとのリセット期間中およびリセット解除後のポートの
状態をまとめましたので、応用回路を検討する場合参照してください。
適用
端子
リセット期間中およびリセット解除後のポートの状態
フラッシュ版 マスク版
オプションの内容
P0
入力:プルアップMOSトランジスタ 無し 出力オフ,ハイインピーダンスの入力モード
出力:Nチャネルオープンドレイン
←
入力:プルアップMOSトランジスタ 有り 出力オフ,リセット期間中およびリセット解除 リセット解除後
出力:CMOS
後の数百ms の間、プルアップMOSトランジス すぐにプルアップ
タはオフ MOSトランジス
それ以降、プルアップMOSトランジスタオン タオンの入力モー
の入力モード
ド
P1
入力:プログラマブルプルアップMOS
トランジスタ 有り
出力オフ,ハイインピーダンスの入力モード
←
←
出力:Nチャネルオープンドレイン
入力:プログラマブルプルアップMOS
トランジスタ 有り
出力オフ,ハイインピーダンスの入力モード
出力オフ,ハイインピーダンスの入力モード
出力:CMOS
P3
P7
オプション 無し
入力:プログラマブルプルアップMOS
トランジスタ 有り
←
←
出力:CMOS
オプション 無し
出力オフ,ハイインピーダンスの入力モード
入力:プログラマブルプルアップMOS
トランジスタ 有り
出力:プルアップMOS付(P70)
CMOS(P71~P73)
No.6819-9/22
LC86F3548A
(4) オンボード書き込み機能
LC86F3548Aにはオンボード書き換え機能があります。SANYO Flash On-Board System を使
用することで、システムに実装後でもプログラムの書き換えが可能です。
オンボード設定端子と通信端子の組み合わせにより以下の4タイプがあります。
各タイプとも、通信端子以外に電源端子(VDD,VSS),RES端子の計6本を SANYO Flash
On-Board Systemのインターフェースボードと接続する必要があります。
必要に応じ各端子をアプリケーション側と分離して、インターフェースボードと接続できるように
セット基板上で処理して下さい。
タイプの選択は、オプション設定プログラム(Su86K.EXE)により行います。
タイプ
モード設定端子
通信端子
タイプ1 RES端子に高電圧印加(12V) P30(DATA1),P31(DATA0),P32(CLK)
タイプ2 RES端子に高電圧印加(12V) P30(DATA1),P11(DATA0),P10(CLK)
タイプ3 P30端子にHレベル印加(5V) P30(ENA/DATA1),P31(DATA0),P32(CLK)
タイプ4 P30端子にHレベル印加(5V) P30(ENA/DATA1),P11(DATA0),P10(CLK)
・タイプ3,4を選択した場合には、P30はオンボード専用端子となります。常にプルダウンが必
要となりますので、アプリケーションとの共用はできません。
・オンボード書き込みプログラム(ローダープログラム)が組み込まれないと、オンボード書き換え
はできません。マイコン実装前に、ローダープログラムを汎用ROMライタで書き込んでおく必要
があります。尚オプション設定でオンボード書き換え使用を選択した場合には、ユーザプログラム
のリンク時に自動的にローダープログラムがリンクされます。
オンボード書き換えを使用する場合には、事前に弊社営業担当者にご相談下さい。
PROMプログラマ変換基板の使い方
LC86F3548に対してデータの書き込み/読み出しを行う場合、専用の変換基板(W86F3448D,
W86F3448M)を用いることにより、汎用PROMプログラマを使用することができます。
(1)変換基板の名称
・W86F3448D ・ ・ ・ DIP36S用
・W86F3448M ・ ・ ・ MFP36S用
(2)使用可能なPROMプログラマ
注) ・LC86F3548Aは、シリコンシグネチャを使用したデバイスコードの自動設定には対応して
いませんので使用しないで下さい。
・データ保護のため、書き込み後のソフトウエアデータ保護の設定は、必ずプロテクト状態にしてご
使用下さい。
[1個書き]
書き込み後のソフトウェア
メーカ
装置名
バージョン 対応デバイス名(コード)
データ保護の設定
プロテクト状態
ミナト
MODEL1890A + OU-910
V4.1
SST社29EE512 (D617)
エレクトロニクス
安藤電気
AF-9708
ChipLab
01.00
V5.3
SST社29EE512 (47100)
SST社29EE512
プロテクト状態
データ・アイ・オー
書き込み時に選択可能
[多数個書き]
メーカ
書き込み後のソフトウェア
データ保護の設定
装置名
バージョン 対応デバイス名(コード)
V4.1 SST社29EE512 (D617)
ミナト
MODEL1892 + TYPE9102A
プロテクト状態
エレクトロニクス
(3)使用上の注意
変換基板を使用する際は、必ずジャンパSWをOFF側にしてください。
ON側で使用した場合、正しい書き込み/読み出しができません。
No.6819-10/22
LC86F3548A
(4)1ピンの位置
変換基板の1ピンは以下に示すような位置になります。
1ピン
1ピン
LSIの1ピン
ジャンパSWは必ずOFF側で
使用してください。
ジャンパSWは必ずOFF側で
使用してください。
W86F3448D
W86F3448M
No.6819-11/22
LC86F3548A
1. 絶対最大定格/Ta=25℃,VSS=0V
規格
min.
項目
記号
VDDMAX
適用端子・備考
VDD
条件
VDD[V]
typ.
~
max.
+6.5
unit
V
最大電源電圧
-0.3
-0.3
-0.3
-0.3
-4
入力電圧
出力電圧
入出力電圧
VI(1)
RES ,HS,VS
R,G,B,BL,FILT
ポート0,1,3,7
ポート0,1,3,7
R,G,B,BL
~
~
~
VDD+0.3
VDD+0.3
VDD+0.3
VO(1)
VIO(1)
高レベル出力電流
ピーク出力
IOPH(1)
IOPH(2)
ΣIOAH(1)
ΣIOAH(2)
ΣIOAH(3)
IOPL(1)
IOPL(2)
IOPL(3)
ΣIOAL(1)
ΣIOAL(2)
ΣIOAL(3)
Pdmax
CMOS出力
mA
電流
適用1端子当り
CMOS出力
-5
適用1端子当り
適用全端子合計
合計出力
電流
ポート0,1
-20
-10
-12
ポート3,7
適用全端子合計
適用全端子合計
適用1端子当り
適用1端子当り
適用1端子当り
適用全端子合計
適用全端子合計
適用全端子合計
Ta=-10℃~+70℃
R,G,B,BL
低レベル出力電流
ピーク出力
ポート0,1,3,7
ポート7
20
15
5
電流
R,G,B,BL
合計出力
電流
ポート0,1
40
30
15
ポート3,7
R,G,B,BL
許容消費電力
動作周囲温度
保存周囲温度
DIP36S
MFP36S
T,B,D
T,B,D
+70
mW
℃
Topg
-10
-55
~
~
Tstg
+125
No.6819-12/22
LC86F3548A
2. 許容動作範囲/Ta=-10℃~+70℃,VSS=0V
規格
min.
項目
記号
適用端子・備考
VDD
条件
VDD[V]
typ.
max.
5.5
5.5
5.5
unit
V
動作電源電圧
VDD(1)
VDD(2)
VHD
0.844ms≦tCYC≦0.852ms
4ms≦tCYC≦400ms
HOLDモード時
4.5
4.5
2.0
メモリ保持
電源電圧
高レベル
入力電圧
VDD
RAM,レジスタ保持
出力ディセーブル
VIH(1)
VIH(2)
ポート0
4.5~5.5 0.6VDD
4.5~5.5 0.75VDD
VDD
VDD
・ポート1,3 (シュミット) 出力ディセーブル
・ポート7 (シュミット)
ポート入力
/割り込み側
・RES ,HS,VS
(シュミット)
VIH(3)
VIL(1)
VIL(2)
ポート70
出力ディセーブル
出力ディセーブル
4.5~5.5 VDD-0.5
VDD
ウォッチドッグタイマ側
ポート0
低レベル
入力電圧
4.5~5.5
4.5~5.5
VSS
VSS
0.2VDD
0.25VDD
・ポート1,3 (シュミット) 出力ディセーブル
・ポート7 (シュミット)
ポート入力
/割り込み側
・RES ,HS,VS
(シュミット)
VIL(3)
ポート70
出力ディセーブル
4.5~5.5
VSS
0.6VDD
ウォッチドッグタイマ側
命令サイクル
タイム
tCYC(1)
tCYC(2)
tCYC(3)
全機能有り
4.5~5.5 0.844
4.5~5.5 0.844
4.5~5.5 0.844
0.848
0.8
0.852
30
ms
OSD機能無し,AD有り
OSD機能無し,AD無し
内蔵RC発振
400
3.0
発振周波数範 FmRC
囲
4.5~5.5
0.4
MHz
No.6819-13/22
LC86F3548A
3. 電気的特性/Ta=-10℃~+70℃,VSS=0V
規格
min.
項目
高レベル
記号
適用端子・備考
ポート0,1,3,7
条件
VDD[V]
typ.
max.
1
unit
IIH(1)
・出力ディセーブル
・プルアップMOS Tr.
オフ
4.5~5.5
mA
入力電流
・VIN=VDD
(出力Tr.のオフリー
ク電流を含む)
VIN=VDD
IIH(2)
IIL(1)
RES ,HS,VS
ポート0,1,3,7
4.5~5.5
4.5~5.5
1
低レベル
入力電流
・出力ディセーブル
・プルアップMOS Tr.
オフ
-1
・VIN=VSS
(出力Tr.のオフリー
ク電流を含む)
VIN=VSS
IIL(2)
VOH(1)
RES ,HS,VS
・CMOS出力の
ポート0,1,3,71~73
R,G,B,BL
4.5~5.5
4.5~5.5
-1
高レベル
出力電圧
IOH=-1.0mA
VDD-1
V
VOH(2)
・IOH=-0.1Ma
・R,G,Bはデジタルモード
選択時
4.5~5.5 VDD-0.5
低レベル
出力電圧
VOL(1)
VOL(2)
VOL(3)
ポート0,1,3,71~73
ポート0,1,3,71~73
・R,G,B,BL
IOL=10mA
4.5~5.5
4.5~5.5
4.5~5.5
1.5
0.4
0.4
IOL=1.6mA
・IOL=3.0Ma
・R,G,Bはデジタルモード
選択時
・ポート1
VOL(4)
Rpu
ポート70
IOL=1mA
4.5~5.5
0.4
80
プルアップ
MOS Tr.抵抗
ポート0,1,3,7
VOH=0.9VDD
4.5~5.5
13
38
kW
IICバス・バススイッチ RBS
接続抵抗
・ポート10,12
・ポート11,13
4.5~5.5
130
W
(SCL0~SCL1間,
SDA0~SDA1間)
ヒステリシス
電圧
VHIS
・ポート1,3,7
・RES ,HS,VS
全端子
出力ディセーブル
4.5~5.5
4.5~5.5
0.1VDD
10
V
端子容量
CP
・f=1MHz
pF
・被測定端子以外は
VIN=VSS
・Ta=25℃
No.6819-14/22
LC86F3548A
4. IICインタフェース入出力条件/Ta=-10℃~+70℃,VSS=0V
標準
高速
項目
記号
単位
min.
0
max.
min.
0
max.
400
-
SCL周波数
fSCL
tBUF
100
kHz
ms
ms
ms
ms
ms
ms
ns
ns
ns
ms
ストップ~スタート間のバス開放時間
スタート,リスタートコンディションのホールド時間
SCLのL時間
4.7
4.0
4.7
4.0
4.7
0
-
-
1.3
0.6
1.3
0.6
0.6
0
tHD;STA
tLOW
-
-
-
SCLのH時間
tHIGH
tSU;STA
tHD;DAT
tSU;DAT
tR
-
-
リスタートコンディションのセットアップ時間
SDAのホールド時間
-
-
-
0.9
-
SDAのセットアップ時間
250
-
-
100
SDA, SCLの立ち上がり時間
SDA, SCLの立ち下がり時間
ストップコンディションのセットアップ時間
・図7参照
1000
300
-
20+0.1Cb
20+0.1Cb
0.6
300
300
-
tF
-
tSU;STO
4.0
(注) Cb:各バスに接続された負荷のトータル(単位:pF)
5. パルス入力条件/Ta=-10℃~+70℃,VSS=0V
規格
項目
記号
適用端子・備考
条件
VDD[V]
min.
1
typ.
max.
unit
tCYC
高・低レベル tPIH(1)
・INT0,INT1
・INT2/T0IN
・割り込み要因フラグを
セットできる。
4.5~5.5
4.5~5.5
4.5~5.5
4.5~5.5
4.5~5.5
パルス幅
tPIL(1)
・タイマ/カウンタ 0が
パルスカウントできる。
tPIH(2)
tPIL(2)
ノイズ除去フィルタ ・割り込み要因フラグを
2
の時定数が1/1の
場合のINT3/T0IN
セットできる。
・タイマ/カウンタ 0が
パルスカウントできる。
tPIH(3)
tPIL(3)
ノイズ除去フィルタ ・割り込み要因フラグを
32
の時定数が1/16の
場合のINT3/T0IN
セットできる。
・タイマ/カウンタ 0が
パルスカウントできる。
tPIH(4)
tPIL(4)
ノイズ除去フィルタ ・割り込み要因フラグを
128
の時定数が1/64の
場合のINT3/T0IN
セットできる。
・タイマ/カウンタ 0が
パルスカウントできる。
リセットできる。
tPIL(5)
tPIH(6)
tPIL(6)
RES
200
8
ms
HS,VS
表示位置の制御ができる。 4.5~5.5
HS , VS のアクティブエッ
ジは1tCYC以上離れている
こと。
図4参照
立ち上がり/ tTHL
HS
図4参照
4.5~5.5
500
ns
立ち下がり
時間
tTLH
No.6819-15/22
LC86F3548A
6. AD変換特性/Ta=-10~+70℃,VSS=0V
規格
min.
項目
記号
適用端子・備考
条件
VDD[V]
typ.
6
max.
±1
unit
bit
LSB
ms
分解能
絶対精度
N
4.5~5.5
ET
(注2)
コンパレート変換 tCAD
時間
Vref 選択後、変換 1ビット変換時間
1.69
結果確定まで
AN4~AN7
=2×Tcyc
アナログ入力
電圧範囲
VAIN
VSS
-1
VDD
1
V
アナログポート
入力電流
IAINH
IAINL
VAIN=VDD
VAIN=VSS
mA
(注) 絶対精度は量子化誤差(±1/2LSB)を除く。
7. アナログモードRGB特性/Ta=-10~+70℃,VSS=0V
規格
min.
0.45
0.90
1.35
項目
記号
適用端子・備考
R,G,B
条件
VDD[V]
5.0
typ.
0.5
1.0
1.5
max.
0.55
1.10
1.65
50
unit
V
アナログ出力電圧
ロウレベル出力
インテンシティ出力
ハイレベル出力
70%
アナログ出力選択時
セトリング時間
R,G,B
ns
10pf負荷
No.6819-16/22
LC86F3548A
8. 消費電流特性例/Ta=-10℃~+70℃,VSS=0V
消費電流特性例は、弊社の特性評価用基板を使い、発振回路特性例に書かれている推奨回路定数を外付けした
ときの測定結果です。消費電流特性例は、LSIの出力トランジスタとプルアップMOSトランジスタに流れ
る電流を含みません。
適用端子
・備考
規格
min.
項目
記号
条件
VDD[V]
typ.
max.
unit
mA
通常動作時
IDDOP(1)
VDD
VDD
VDD
・FmX’tal=32.768kHz
X’tal発振時
4.5~5.5
T,B,D
T,B,D
消費電流
・システムクロックは
メインクロック用VCO
・OSD用VCOは動作
・OSDはデジタルモード
・内蔵RC発振は停止
・FmX’tal=32.768kHz
X’tal発振時
IDDOP(2)
4.5~5.5
T,B,D
T,B,D
・システムクロックは
メインクロック用VCO
・OSD用VCOは動作
・OSDはアナログモード
・内蔵RC発振は停止
・FmX’tal=32.768kHz
X’tal発振時
IDDOP(3)
4.5~5.5
T,B,D
T,B,D
mA
・システムクロックは、
X’tal
・メインクロック用 VCO,OSD
用VCO、内蔵RC発振は停
止
・AD変換は停止
HALTモード
消費電流
IDDHALT(1)
VDD
・HALTモード
4.5~5.5
T,B,D
T,B,D
mA
・FmX’tal=32.768kHz
X’tal発振時
・システムクロックは
メインクロック用VCO
・内蔵RC発振は停止
・HALTモード
IDDHALT(2)
VDD
4.5~5.5
T,B,D
T,B,D
mA
・FmX’tal=32.768kHz
X’tal発振時
・システムクロックは
内蔵RC
IDDHALT(3)
IDDHOLD
VDD
VDD
・HALTモード
4.5~5.5
4.5~5.5
T,B,D
T,B,D
T,B,D
T,B,D
・FmX’tal=32.768kHz
X’tal発振時
・システムクロックは X’tal
・HOLDモード
HOLDモード
消費電流
mA
・全発振停止
No.6819-17/22
LC86F3548A
推奨発振回路と特性例
発振回路特性例は、弊社指定の発振特性評価用基板を用いて、発振子メーカによって安定に発振することを
確認された推奨発振定数と、この推奨回路定数を外付けしたときの特性例です。
推奨発振回路と特性例(Ta=-10~+70℃)
発振安定時間
推奨回路定数
公称周波数 メーカ名
発振子名
動作電圧範囲 (注)tmsVCO 備考
C1
C2
Rf
Rd
typ
max
32.768kHz セイコーエプソン
C-002RX
18PF
18PF
オープン 390KW
4.5~5.5V
1.00S 1.50S
(注)発振安定時間は、電源印加後VDDが動作電源下限を上回ってから、またはHOLDモード解除後、リ
ファレンス発振が発振開始し、内蔵システム用VCOの発振が安定するのに必要な時間です。(図2参
照)
発振回路特性例は、セット基板によって変わる可能性がありますので、下記注意事項を参考に、ご使用になる
発振子メーカに直接お問い合わせください。
・発振周波数精度はセット基板の配線容量等の影響を受けますので、量産基板で発振周波数を調整する必要
があります。
・上記発振周波数と動作電源電圧範囲は、動作周囲温度が“-10℃~+70℃”の範囲の場合です。
この動作周囲温度を超える条件でクロック発振回路を使用する場合、あるいは車載用など高信頼性を必要
とする用途に使用される場合は、ご使用になる発振子メーカへお問い合わせください。
・発振回路特性例に記載していない発振子を使用する場合は、弊社営業所へお問い合わせください。
推奨発振回路は、ノイズや配線容量等の影響を受けやすいので下記の注意事項を参考に配置・配線
してください。発振回路は低消費電力化するために発振ゲインを下げているため、ノイズ等の影響
を受けやすくなっています。したがって、推奨発振回路を構成する場合は、特に注意してください。
・クロック入出力端子(XT1端子とXT2端子)と外付け部品との配線長はできるだけ短くする。
・コンデンサ(C1とC2)につながるVSSパターンとマイコンのVSS端子迄の配線長はできるだけ短
くし、そのVSSパターンは発振子専用にする。
・変化が急峻な信号線、大きな電流が流れる信号線は、できるだけ発振回路から遠ざける、交差させない。
XT1
XT2
Rf
Rd
C1
C2
X’tal
図1 推奨発振回路
No.6819-18/22
LC86F3548A
VDD
電源
動作VDD下限
0V
リセット時間
RES
内蔵RC発振
XT1,XT2
tmsVCO
システム用VCO
動作モード
安定
不定
リセット
命令実行
<電源印加と発振安定時間>
Valid
HOLD解除信号
内蔵RC発振
XT1,XT2
tmsVCO
システム用VCO
動作モード
安定
HOLD
命令実行
<HOLD解除信号と発振安定時間>
図2 発振安定時間
No.6819-19/22
LC86F3548A
tPIL
tPIH
図3 パルス入力タイミング条件 1
tPIL(6)
HS
VS
0.75VDD
0.25VDD
tTLH
tPIL(6)
±1tCYC以上
図4 パルス入力タイミング条件 2
LC86F3548A
10kW
HS
HS
C536
図5 推奨インタフェース回路
No.6819-20/22
LC86F3548A
100W
FILT
+
1MW
2.2mF
33000pF
-
図6 FILT推奨回路
(注意) FILT端子に接続する部品を基板上のパターン長を伸ばさないように配置してください。
S
Sr
P
P
SDA
SCL
tBUF
tHD;STA
tR
tF
tHD;STA
tsp
tLOW
tHIGH
tHD;DAT
tSU;DAT
tSU;STA
tSU;STO
S :スタートコンディション
P :ストップコンディション
Sr:リスタートコンディション
tsp:スパイク抑圧
標準モード:無し
高速モード:50ns以下
図7 IICタイミング
↓
↓
↓
I
I» 1mA
I
PAD
R» 500W
図8 R,G,Bアナログモード出力等価回路
No.6819-21/22
LC86F3548A
memo :
PS No.6819-22/22
相关型号:
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